ナフプリオン港からバスで30分程走り、ミケーネ遺跡のアトレウスの宝庫へと向かいます。ミケーネ遺跡は、ドイツの考古学者シュリーマンによって発掘された古代文明跡で、小高い丘の上に築かれた応急や墳墓などの遺跡が点在しています。

ミケーネ遺跡への入場料は8ユーロです。

ミケーネには9つの墓地があり、入り口付近にアトレウスの宝庫があります。下写真はバスを降りてすぐに見えるアトレウスの宝庫前の坂道を撮影したものです。

これがアトレウスの宝庫です。アトレウスの宝庫は、アガメムノンの墓とも呼ばれ、暗い通路の突き当たりに高さ34m、直径14.5mの円錐型の墓室があります。

中に入ってみましょう。見てください、人間があんなに小さい。アトレウスの宝庫がどのぐらい大きいのかわかっていただけるでしょう。

アトレウスの宝庫の中に入ってみると、中は空洞になっています。
なぁ～んにもありません（笑）。

次は、ミケーネ遺跡・獅子の門から続く円形墓地や宮殿へと向かいます。もう二度とこないかもしれないアトレウスの宝庫に、さようなら…。