ミケーネ遺跡・アトレウスの宝庫からミケーネ遺跡へと向かいます。左写真は、ミケーネ遺跡の入り口です。

5分ぐらい歩くとまず最初に見えてくるのが円形墓地Bです。円形墓地Bは、円形墓地A（後述）よりも古く、紀元前1700年頃のものとされています。24基の墓からは多くの副葬品が発見されたそうな。

円形墓地を抜けると、威風堂々と立ちはだかる大きな門。獅子の門です。門の真上に設置された左右の石を支える三角形の飾り石に、獅子のレリーフが彫りこまれています。門の内側から差し込む太陽の光がとても綺麗です。こういう門を見ると、門の先になにがあるのかわくわくしますね。

門のすぐ側に獅子の門の案内板があります。ミケーネ遺跡全体の地図も記載されているようです。

獅子の門を抜けて、最初に見えてくるのは円形墓地Aです。先ほどの円形墓地Bと比べてはるかにでかいです！直径約26mで深さ1～4m、外壁は二重構造になっています。ミケーネ遺跡で発掘された20体近くの遺体のいくつかは仮面をつけており、そのうちの一体は黄金のマスクをつけていたそうです。その黄金のマスクは、1日目の国立考古学博物館で見てきましたね♪え！？知らないよ？という方はこちらで復習してきてください（笑）。

上はまだまだ高いのでひたすら歩いて登っていきます。

さらに登ります。ここは特設の橋になっています。

ついに登頂！頂上からみた景色…もうなにもいうことはありません。気持ちいいです。自然ってすごい！写真下のほうにピンク色のラブワゴンがあるのが見えますか？あそこからここまで歩いて登ってきたんですよ！

下の方のアトレウスの宝庫から眺めていた山がこんなに間近に。迫力あります！

そろそろ集合時間なので山を降りていきます。ミケーネ遺跡は、遺跡よりも大自然に感動しました。
次は、バスにて陶器みやげ店へ行きます。もう二度とこないかもしれないミケーネ遺跡に、さようなら…。