当サイトは、ギリシャ9日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
ギリシャに興味のある方、ギリシャに行こうと思っている方は参考にしてみてください。
写真を見て「ギリシャに行ってみたくなった!」と思っていただければ幸いですo(^^)o
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All Photo By Canon PowerShot S3 IS + WC-DC58A [ Wide Converter ]
デルフィ博物館からデルフィ遺跡は歩いてすぐです。5分ぐらい歩くとデルフィ遺跡の入り口が見えてきました。
入り口に入ってすぐ左手に、目がくらむほどの眩しい真っ黄色な葉っぱを見つけました。まさかイチョウではないだろうし、なんていう名前の木だろう。すごく綺麗です。他にこんなに目立つ木はないので目印にもなります。
下から上を見上げるとアポロンの聖域全体が見渡せます。デルフィ遺跡は、パルソナス山の中腹に、山の斜面に沿うように築かれています。遺跡めぐりというよりほとんど山登りです(笑)。しかし、山登りは好きな方なのでおおはしゃぎです。
階段を登ってまず最初に見えてくるのは、スパルタ人の記念館。紀元前405年のエゴスポタミの海戦で、アテネを破ったスパルタが奉納したもので将軍や神々のブロンズ像が37体飾られていたそうです。
スパルタ人の記念館を違う角度から見てみます。
遺跡を登って行くと、偶然にも上空に飛行機雲が…。きれい~。
アテネ人の宝庫が見えてきました。
アテネ人の宝庫は、アテネがマラトンの戦いに勝利した記念に建てた宝庫です。入り口に2本の柱をもつドリス式建築物で、ほぼ完全な姿に復元されました。ここも人気スポットで撮影する人が後を絶ちません。人がいなくなるまで気長に待っていた暇な自分…(笑)。
上を見上げると、アポロンの神殿が見えます。山の形も面白いです。
見れば見るほど面白い山の形なので、超ローアングルから撮ってみました。
アポロンの神殿に到着。アポロン神殿は、幅23m、長さ60mのドリス式建築で正面に6本、側面に16本の柱をもっていました。現在では、6本の柱が復元されています。
アポロン神殿のすぐ上には、紀元前4世紀ごろに建築された劇場があります。5000人を収容する客席をもち、現在残っているのは、紀元前2世紀に再建されたものです。いつの時代にも娯楽は欠かせないものだったんですね。はい、チーズ♪
もう少し高く登ったところからの劇場の眺め。天空から差し込む太陽光がなんともいえない美しさ。
競技場までの案内板がでてきました。頂上はもうすぐ。さっき下から見上げていた山がもうあんなにすぐ側に。
高いところからの眺めは壮大です。お、競技場が見えてきました。
ついに1番上の競技場に到着!やったぁ~!もう冬だというのに汗だくです(笑)。着ていた上着を脱いで半袖になってしまいました。そしたら「お!?若いね~」とか言われてしまった。ま、ここにいる人たちよりは確かに若いね(笑)。この競技場のトラックの長さは178m、幅23m、観客は7000人収容する事ができます。
競技場には、4本の凱旋門の柱、両端には、スタートとゴールの位置を示す大理石の埋め込みが残されています。写真右下端にちらっと見えるのがスタート地点です。
競技場脇に1本の道ができています。まだ、アテナの聖域や体育訓練所などを見ていません。ひょっとしたら、この先にあるのかもしれないけど集合時間が近づいてきてしまったので急いで山を降ります。
下の方まで降りてきました。ほぇ~あんなところまで登ったんだなぁ。この景色、漫画の「聖闘士星矢」にでてきた12宮への道に似ていると思いませんか?
それでは、もう二度とこないかもしれないデルフィ遺跡に、さようなら…。
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