国立考古学博物館からバスで30分ほど走ると、第１回近代オリンピックスタジアム（アテネ競技場）に到着します。1896年の第１回大会が行われた事で有名な競技場です。収容人数５万人、観客席が馬蹄型になっているのが特徴です。逆行での撮影なので見えにくいかもしれませんが、競技場の奥の方に五輪のマークが見えます。

競技場の反対側を見ると、遠くの方にリカヴィトスの丘が見えます。標高277m、アテネ最高峰で市内随一の眺望を誇ります。市内は勿論のこと、ピレウス港やサロニコス湾を見渡す事ができます。頂上には、アギオス・ゲオルギオス教会があります。今回のツアーでは、リカヴィトスの丘は登らないので残念…。登ってみたかったです。以下の写真は、12倍ズーム（432mm相当）で撮りました。

アテネ競技場は、単に立ち寄っただけという感じで5分～10分の写真タイムの後、すぐさまバスへと乗り込み、アクロポリスの丘へと向かいます。いよいよ、パルテノン神殿です。なお、アテネ競技場からもパルテノン神殿を遠景に眺めることができました。もうパルテノン神殿のすぐ側まできているのです。

アテネ競技場の反対側の風景です。もう2度とこないかもしれないアテネ競技場に、さようなら…。